「無期限保証」

自慢にはなりませんが、私はここ数十年、パソコンはデスクトップにしろ、ノートにしろ、5万円以上のものを買ったことはありません。
たまに、友人や知り合いに「なんか適当なパソコン選んでくれない?」と頼まれるのが一番困ります。

なにしろ、家電店に行っても、人にお勧めできるような名前の売れたパソコンのことはとんとわからない。

かといって、自分で買う分には「安かったから、買って失敗してもしようがない」とあきらめれば済むのですが、人には「もっと良いの買えば良かった…」なんて思わせるわけにはいきませんものね。

だから、大手以外のメーカーには結構詳しかったりします。(笑)

最初こそNECのPC98ぐらいからだと思いましたが、それからはSOTEC、イイヤマ、MOUSE、ACER…大手でもHP、最近買ったDELL(2台で確か7~8万円だったと)

だから、最初のPC98が16万円ぐらいだったのをよく覚えています。

 

安いのは性能が悪かったり、壊れやすかったり??なのかな?とは最初のうちは考えたりしましたが、どうもあっちこっちで壊れたパソコンの話を聞いていると、寿命はメーカーに関係なさそうでしたし、当たり外れによる怒りの声も結構耳に入ってきました。

私はどのメーカーも結構問題なく動作しましたし、初期のパソコンの頃以外は、急にこわれてデータが飛んで頭を抱えたこともありません。

「うわさでは、いま使ってるパソコンは開けてみると、部品をガムテープやダンボールで止めてあるらしいんだ」なんて話は私の自慢話になったりしていました。

 

そんな私でもほんの少しあこがれていたのはSONYのVAIOとパナソニックのLets note。

 

それが一昨年の暮れ、ジャストシステムのネットショップの中古コーナーで販売されていたんです。
Lets note ウインドウズ10、 タッチパネル、画面が360度回転してタブレットとしても使える、メモリー8G、256GBSSD! B5ノート

欲しいような、微妙なような。

特価になった展示品の家電は気にせず買いますが、中古家電は買ったことがありません。(あっ、ある。ヤフオクでプロジェクター)

とにもかくにも、中古品には不安がぬぐえませんよね。

ところが、説明を読んでみると、「永久保証」

ん??なんだなんだ?

『消費者の過失による故障・自然故障など、不具合の状況・原因を問わず無償で修理対応します』

まさか~

(上記写真は最近のジャストショップからの画像で、私が買ったPCではありません)

 

「ほんとーかな?あり得ないよなー」
と何度も読み返しましたが、どこにも裏が読み取れるところがありません。
販売会社名をネット検索しましたが悪いレビューも上がっていません。

しかも、今回の販売元は私の好きな「一太郎」「花子」のジャストシステムさん。

 

信用してみようかな?

 

で、買ってしまいました。

 

 

ちょうど1年経って今年の1月、ファンの音がうるさくなり、販売会社におそるおそる電話してみました。(ファンの音がうるさいのは中古だからと言うより、この型番のLets noteでよく起きる現象とネット検索で書いてありました)

「着払いで結構ですので送ってください」と言われて送料まで負担してくれるのか、と思いながら、それでも半分不安をかかえて送りました。

数日後、電話があり、「申し訳ありませんが…」
ほらきた!と思いました。直らないんだ。と身構えましたら
「このパソコンでほかに不具合はありませんでしょうか?ファンの部品がございませんので、よろしければ同等の別のノートをお送りしますが」
「あらら?私はLets note だから欲しかったんで、B5ノートだから欲しかったんで、他のじゃなー」
とすこしすねてみましたら、
「この機種はそうおっしゃる方が多いのです。それでは、できるだけファンの音を抑えるように調整してみます。それでお使いいただいてもし、やはり不具合がありましたら、またおっしゃってください。1年後でも交換させていただきます」

 

それから約1週間経って、修理が終わって送られてきました。
どきどきしながら開封してみると…

 

あれ?これ、私のPCじゃない!

型は同じだけど、ほとんどピカピカ。私のはもっと傷だらけで、表面の塗料みたいなのもはげててたのに!

しかも使ってみると、それまでコードなしでは1時間と電池がもたなかったのに、倍以上使えるようになっていました。

 

あとから電話があり、同じ機種があったのでお送りしました、とのこと。前のPCの内蔵SSDはそのまま外して同封してくれてありました。

 

すごいよ。この会社!

 

 

「中古」はリサイクルの名のもとに、どこか慈善事業の臭いをまといながら、かわりに、新しいものに触れる感動と製品寿命はあきらめる商品だったはず。

でも、『中古』でも会社の本気があれば、こんな感動の会社になるのですね。

 

古い仕事でも、古い人間でも、活かすことができるんでしょう。

あなたは理美容の仕事の中で、どこに本気を尽くしますか?

 

追伸:ホントはMacも欲しいのです。

 

 

 

有限会社ジュネ 植竹幹雄  R2.7.28